投稿日:2025年6月12日 | カテゴリ:ライフスタイル / お金とキャリア
大学生活は学びの時間と同時に、「お金の使い方」を学ぶ格好の機会でもあります。賢く知識を身につければ、奨学金の返済や税金、投資、副業に至るまで、将来に役立つ大きな土台になります。今回は、学生のうちに知っておきたいお金の知識10選を分かりやすく解説します。
1. 奨学金は「借金」だと理解する
奨学金は返済が必要な借金です。第一種(無利息)、第二種(利息あり)と種類があり、人生の早いうちから返済が始まります 。生活費に充てることで将来の返済負担が増えるリスクもあるため、計画的に使うことが大切です。
2. 家計収支を「見える化」する習慣を
家計簿やワークシートを使って、収入・支出を記録すると「生活費が足りない」「節約できるポイント」が明確になります。この習慣は卒業後、社会人になっても活きてきます。
3. 扶養控除と税金の仕組み
アルバイトの収入が増えると親の扶養から外れ、税金・保険料の負担が増えます。扶養条件を超える所得の目安や控除制度を理解しておきましょう。
4. 大学生でも始められる「つみたて NISA」
18歳以上なら学生でも「つみたてNISA」を利用可能で、非課税で少額投資ができます 。毎月100円から始められ、長期で複利の恩恵を得やすい制度です。
5. 投資は「分散・長期・積立」が基本
ポイント投資や少額からの投資信託、ETFはリスクを抑えつつ資産形成できます 。過度なハイリスク商品には注意が必要です。
6. 奨学金を投資に回す?慎重に
奨学金で投資するのはリスクが高く、返済が先です。余剰資金がある場合に少額から始めるのが安全です}。
7. 学生向けサービスや学割を活用
交通、通信、美術館、飲食などでの学割や無料サービスを活用すれば、生活費を効率的に抑えられます。
8. 副業で収入を増やす方法
スキルを活かした副業(ライティング・Web制作など)は、将来にも役立つ経験になります。アルバイト収入との差やリスクも考えて選びましょう。
9. 金融リテラシーを高める努力
金融教育がまだ普及途上の中、大学生が少額から投資の実体験をすると、資産設計やリスク理解が深まります 。
10. 将来設計は「見える化」から
収支・投資・返済などを可視化し、5年後・10年後のライフプランを描いてみましょう。大学生のうちからこの視点を持つことで、安定した将来設計に結びつきます。
まとめ:学生のうちから賢く備えよう
- 奨学金は借金という自覚を持つ
- 家計管理・投資制度・副業スキルなどは早めに学ぶ
- 学割やサービス活用で効率的な生活も忘れずに
これら10の知識は、どれも今すぐ始められるもので、将来の社会人生活にも繋がります。まずは「収支の見える化」から取り組み、少しずつ次のステップへ進んでみましょう! 参考・出典:大学生協連「お金の知識座談会」(2024、NISA制度に関する公的情報、副業・投資リスク記事作成:noteplace編集部 | 投稿日:2025年6月12日