投稿日:2025年6月12日 | カテゴリ:ライフスタイル, メンタルヘルス
2025年、メンタルヘルスは「一部の人の話」ではなく、私たちすべてにとっての課題となっています。特にZ世代(1995〜2010年生まれ)の間では、SNS疲れ、将来不安、孤独感などが深刻化し、「心の健康を守る」ことが日常の重要なテーマになりつつあります。
今年3月にVerywell Mindが発表したレポートによると、Gen Zの63%が「過去1ヶ月のうち何日かは精神的に不安定だった」と回答しています。また、全体の45%以上が「不安を感じる理由はSNSや情報過多」と明言しています。
なぜ今、若者のメンタルヘルスがこれほどまでに問題なのか?
従来、メンタルヘルスは「ストレス社会」や「仕事疲れ」など、主に中高年向けに語られることが多かったですが、現代の若者には異なる背景があります。
- 常にSNSに接続されている:比較・評価に疲弊し、自分を過小評価しやすくなる
- キャリア不安:将来の職業や生き方に対する不確実性が大きい
- リアルなつながりの減少:オンライン中心の生活により孤立しやすい
さらに2025年は、ChatGPTや生成AIの普及により「人間の価値とは?」という根源的な問いも浮上し、多くの若者が漠然とした不安を感じているとも言われています。
若者たちの間で注目されているセルフケアとは?
こうした流れの中で、今注目されているのが「Sleep-maxxing」や「感情ログ(Mood Tracking)」など、日々の感情をデジタルで可視化・改善するアプローチです。
具体的には、次のような習慣が人気です:
- 感情日記アプリで1日3回「気分」を記録する
- 睡眠スコア(スマートウォッチ等)を記録し、就寝習慣を改善
- マインドフルネス(瞑想)をYouTubeやアプリで5分実践
- 「SNS断ち」デーを週1日つくる
これらはどれも、特別な道具を必要とせず、今この瞬間から始められるセルフケアです。
筆者おすすめの実践例:朝5分のセルフチェック
筆者も「朝5分だけスマホメモに『今の気分・理由・対策』を書く」ことを毎日行っています。これを継続することで、気分の波やストレスの原因が可視化され、「じゃあ今日はこうしよう」と行動に移しやすくなりました。
気づかないうちに疲れや怒りをため込む前に、気分を言語化して整理する習慣は、特に忙しい若い世代にとって非常に効果的です。
まとめ:心の健康も「可視化」して管理する時代
2025年、メンタルヘルスは「自己責任」ではなく「全員の基礎ケア」になりました。数字で管理する睡眠、感情のログ、SNSからの距離など、心の健康を守るための「デジタル習慣」は今後ますます重要になります。
あなたもまずは「1日1記録」から始めてみませんか?
記事作成:noteplace編集部 | 投稿日:2025年6月12日